熊本いきなり団子特集どんな味なの?塩味を効かせた小麦粉のもちもち生地と餡とお芋の甘味のバランスが絶妙な素朴な熊本の銘菓です。 素朴だけども癖になる味は、熊本県民だけでなく、全国にもファンができ、秘密のケンミンSHOWにも紹介されているほどです。 熊本いきなり団子のルーツ熊本いきなり団子の起源いきなり団子はどこの誰が考案したお菓子というわけではなく、伝統的に一般家庭で作られていたもので、まさに自然発生的に出来上がった郷土のおやつと言えるでしょう。 熊本いきなり団子の発祥発祥の地は諸説ありますが、もともとは熊本市とその周辺で作られていたようで、皮付きのまま輪切りにしたサツマイモを塩気の効いた小麦粉の生地で包んで蒸しただけの今より素朴なおやつでした。 熊本いきなり団子の背景戦後、次第に砂糖や小豆なども手に入るようになったら、和菓子屋などの業者も製造するようになり、いつしかサツマイモに小豆の餡がのったいきなり団子が主流になり、現在のいきなり団子の定義にもなっています。 熊本いきなり団子の現在今ではよもぎや紫芋、黒糖など、色々な味の変わり種のいきなり団子も登場しています。全国にお取り寄せも出来るので、食べ比べてみるのも楽しそうですね。 熊本いきなり団子の名前の由来「いきなり」の意味「いきなり」とは「急に」・「簡単に」・「突然」という意味で、諸説ありますが、急に来客があってもすぐに出来るから簡単に出来るからとも言われていますし、生のお芋から作ることから生き成り(いきなり)となったとも言われています。 ちなみに、熊本では「だんご」のことを「だご」と呼ぶので「だんご汁は、だご汁」・「いきなりだんごは、いきなりだご」と呼んだりもします。 熊本県の土壌(個人見解)個人的な見解ですが、九州地方は古くから小麦粉を練ったものを食する文化があり(熊本のだご汁、大分のだんご汁など)、また熊本県はサツマイモの生産も鹿児島県のお隣だけあって盛んな地域(平成29年度生産量日本第6位)になっています。 そのため、小麦粉+サツマイモの食べ物ができる土壌があったのですが、いきなり団子は携行しやすく、すぐに(いきなり)食べられるからなんかじゃないかなと思っています。 郷土料理百選農林水産省が選定した農産漁村の郷土料理百選に、熊本県は「馬刺し」や「からし蓮根」と一緒に「いきなり団子」も選ばれています。 まさに、自然発生した郷土のおやつの証明ですね。 地域団体商標いきなり団子は「阿蘇たかな漬け」・「熊本名産からし蓮根」・「球磨焼酎」・「くまもと畳表」などの熊本の名産品と並び、2017年に熊本(地域)+いきなり団子(商品名)で商標登録されました。 いきなり団子大使2017年に熊本いきなり団子が地域団体商標に登録され、その翌年の7月4日リリースされたSKE48の23作目のシングル「いきなりパンチライン」の「いきなり」繋がりで、熊本県菓子工業組合は熊本県出身の井上瑠夏さんを熊本いきなり団子大使に任命しました。 熊本いきなり団子が出来るまでサツマイモの皮を剥き、包丁で1個ずつ切り、水につけて灰汁を抜きます。 小麦粉を主原料にした生地を練ります。 サツマイモに餡(弊社では自家製)を乗せて、小麦粉の生地で包みます。 成形後、蒸して出来上がりです。 *** 食べてみたくなった方は、下記のボタンよりどうぞ!! *** 熊本いきなり団子セット一昔前の熊本の家庭で自家製おやつとして作られていた『いきなり団子』を急速冷凍にかけ、自然解凍で食べられるようにした商品です。 もっちりとした食感の生地、素朴で程よい甘さのさつまいもとつぶ餡、これらが見事に調和して家庭的な優しい味を感じます。
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